小机城址市民の森
小机城は永享年間(1429~1440)の頃に関東管領上杉氏によって築城されたとされている(正確な築城年代は不明)。多くの資料に記されているように、激しい戦乱の世をともに乗り越えた小机城は廃城になった後も「城山」と地域の人に呼ばれ、形を変えて親しまれてきたという。
面積4.6ヘクタールの広大な土地は管理する横浜市が整備をし、中世の城郭を利用した市民の森として地域住民に愛されている。現在は本丸・二の丸・空堀・土塁などがほぼ原型で残された小高い丘になっており、なかでも、かつては城全体を囲んでいたとされる空堀(水を張らないお堀)の深さに圧倒される。斜面は京都・嵯峨野を思い起こさせるような美しく手入れされた竹林が広がる。
第三京浜を挟んだ西側には江戸時代を中心に人々によって信仰された富士信仰の際に用いられた「富士仙元」と呼ばれる富士塚が残っており、山頂には「富士仙元大菩薩」が祀られている。
周辺には駐車場がないので(駐輪場のみあり)、公共交通機関か徒歩・自転車を利用をする必要があり、また入り口も狭い民家の合間にあってわかりにくいため、訪れる人も少ないが、城マニア・史跡好きな方以外にも是非お薦めしたい癒しスポットでもある。
小机城址市民の森
所在地:神奈川県横浜市港北区小机町
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/green/shimin..
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