中央快速線で新宿駅から15分とかからない三鷹駅。その三鷹駅を北の頂点にして南側に広がる三鷹市は、都会にほど近く、通勤にもショッピングにもとても便利な街です。しかしその一方で、周囲を自然と緑に囲まれていて身体をゆったりと開放することができるだけでなく、音楽や芸術などの文化施設や、故人の残した遺産を観賞する施設など、心ものんびりとさせてくれる施設も豊富にあります。さらに、大学などの教育機関や研究機関も集まり、ぎゅっと凝縮した密度の濃い街になっています。
三鷹市を取り囲む大規模公園
三鷹市は都心の賑わいからもそう遠くないにも関わらず、周囲を大規模な公園が取り巻いています。三鷹市の北東部には、武蔵野市にもまたがる「井の頭恩賜公園」があります。井の頭池を中心とした公園で、「三鷹の森ジブリ美術館」があることでも有名です。西側にある「野川公園」は、調布市、小金井市、三鷹市の三市にまたがって広がる水と緑に恵まれた公園。西武多摩川線を挟んで更に西側には、「武蔵野公園」もあります。三鷹市域周辺にまで目を広げると、南側に位置する調布市には、都立唯一の植物公園である「神代植物公園」があり、約4,500種類、10万本・株の樹木が楽しめます。北西側に位置する小金井市には、「小金井公園」があり、上野公園の1.4倍に相当するという園内には、いくつかの広場が設けられ、周辺住民の憩いの場となっています。野外博物館である「江戸東京たてもの園」もあり、江戸時代から昭和初期までの27棟の復元建造物を見学することができます。
『ロマンを感じさせる、アカデミックな街、三鷹』
三鷹市の西側には特に多くの大学や研究機関が集まっています。「ICU(アイシーユー)」の略称で呼ばれる「国際基督教大学」は、物の考え方を養うことに重点を置くなどの特徴をもつ“リベラルアーツ・カレッジ”として設立され、英語をツールとしての教育には定評があります。周辺の「東京神学大学」は神学専門の単科大学、「ルーテル学院大学」は神学校を併設しているなど、キリスト教系の大学が顔をそろえています。三鷹市の南西部の野川沿いには、日本の天体科学研究における代表的な研究機関「国立天文台」の本部でもある三鷹キャンパスがあり、天文学を理論・観測の両面から研究しています。
三鷹市役所の南には「杏林大学」の三鷹キャンパスがあり、医学部・保健学部・看護専門学校を備えていて、「杏林大学医学部付属病院」も併設しています。神と宇宙、そして人体、スケールの大きさをも感じさせるアカデミックな街なのです。
都心へ、千葉へ、埼玉へ~三鷹駅からの便利な交通アクセス
三鷹駅は中央・総武線(各駅停車)・中央快速線の駅です。中央・総武線(各駅停車)は三鷹から千葉まで延びる路線で、ほとんどが始発電車なので、少し並べばゆっくりと座って新宿方面に通勤することができます。また中央・総武線(各駅停車)は、中野駅から東京メトロ東西線への直通運転も行っていて、高田馬場駅や日本橋駅などへも1本でアクセスすることができます。中央快速線は東京方面へのアクセスが非常にスピーディで、特別快速を用いれば新宿駅まで2駅約13分、東京駅までは6駅約27分と30分を切る早さです。また、東京方面とは逆の高尾方面へ向かうと約9分で国分寺駅、約12分で西国分寺駅。国分寺駅からは西武多摩湖線・国分寺線、西国分寺からはJR武蔵野線に乗り換えることができ、所沢駅など埼玉方面へのアクセスにも便利です。都心方面のみならず、千葉、埼玉への通勤や移動も負担なくできます。
また、中央線は、高尾や奥多摩、山梨・長野方面などへ足を延ばすのもスムーズなので、週末のお出かけにも便利な路線です。
『都市近郊の地の利を生かした葉物野菜とキウイフルーツ栽培』
東京の西部、多摩地区に広がる武蔵野台地。三鷹市はその中央部南端に位置していて、大消費地に近いこともあり、ホウレンソウや小松菜などの葉物野菜の供給地となっています。JAの農産物直売所である「JA東京むさし三鷹緑化センター」では、地元の畑から毎日入荷する野菜を中心に販売を行っているので、いつでも新鮮な野菜を入手することができます。また、近年、三鷹市ではキウイフルーツの生産も盛んに行われており、この三鷹産キウイフルーツを原料にしたワインの醸造も行われています(醸造は山梨県で行われています)。種類は白とロゼの2種類で、共にやや甘口で芳香かつコクのあるフルーティな仕上がりになっています。三鷹のお土産としてもすっかり定着した感もあり、市内の酒店で手に入れることができます。
芸術・文化に触れる施設が充実
三鷹市にゆかりのある文筆家といえば太宰治と山本有三の二人が特に有名でしょう。太宰治に関する資料や写真などが展示されている「太宰治文学サロン」では、太宰も訪れたというバー『ルパン』をイメージするカウンターで書籍を手に取ることができます。三鷹市の文化財にも指定さている「山本有三記念館」は、文献や身辺資料の展示のほか、企画展や講演会なども行っています。「三鷹の森 ジブリ美術館」は、スタジオジブリの作品世界を体験できる美術館で、アニメーションの仕組みや制作過程のわかる展示室やオリジナル短編アニメーションの上映なども行っています。「三鷹市星と森と絵本の家」は国立天文台の協力により運営されている施設で、絵本との体験により知的好奇心や感受性をはぐくむとともに、自然科学への関心につながる活動を行っている施設です。「三鷹市芸術文化センター」は、三鷹の芸術文化の発信・創造の拠点となる施設で、音響重視の“風のホール”、舞台と客席に一体感のある“星のホール”、アート活動可能な“創作・展示室”など用途に合わせて利用することができます。その他にも、「三鷹市美術ギャラリー」や、ホールと会議室からなる「三鷹市公会堂」、茶道や華道などの日本伝統文化の活動を行える「みたか井心(せいしん)亭」など、文化・芸術に触れることのできる施設が数多く集まっています。




