JR中央線・京王井の頭線を使えば新宿駅・渋谷駅は20分圏内、東京駅にも約30分ほどでダイレクトアクセス可能な吉祥寺エリア。駅周辺には百貨店や商店街などのショッピング施設から、シアター・美術館まで充実しており、都心に出なくてもだいたいの用を済ますことが出来てしまう利便性が大きな魅力となっています。さらに井の頭公園や善福寺公園・ジブリ美術館など、緑や文化のスポットにも恵まれた環境となっています。
様々な魅力が重なり合うことで、この街は高い人気を集めるようになり、各種人気の街ランキングでも上位にランクインしています。
井の頭公園・善福寺公園など、豊かな緑を身近に感じる環境
通称・井の頭公園として親しまれている、吉祥寺を象徴するスポットである「井の頭恩賜公園」。「日本さくら名所100選」にも選定された桜をはじめ、四季折々の自然が楽しめる緑豊かなスポットです。涼しげな水辺では季節を問わずボート遊びが楽しめ、また公園内のカフェやベンチでは読書や思索に耽ったり、ジョギングやウォーキングで健康づくりに励むなど様々な楽しみ方が可能です。繁華街から歩いて数分という立地も、多くの人を集める理由となっているようです。併設された「井の頭自然文化園」では、還暦を過ぎたゾウの『はな子さん』も見られます。さらに公園の外れにはオープン以来高い人気を集め続ける「三鷹の森 ジブリ美術館」があります。
吉祥寺エリアに隣接する、善福寺池を中心に広がる「善福寺公園」も梅や桜・スイレンといった花に彩られ、水鳥の姿を見ることもできる都会の中のオアシスとして人気を集めています。
他にも成蹊学園周辺や玉川上水沿道などに緑豊かなスポットが点在する吉祥寺エリア。自然に簡単にアクセスできる環境は、吉祥寺ならではの贅沢といっていいでしょう。
『吉祥寺には「吉祥寺」がない?吉祥寺の地名の由来』
結構有名な話かも知れませんが、吉祥寺には「吉祥寺」というお寺は存在しません。では、なぜそう命名されたか?意外なことに地名の由来は、文京区に現存する「諏訪山 吉祥寺」にあるといわれています。もともと「諏訪山 吉祥寺」は、江戸に太田道灌が城を築き井戸を掘った際、「吉祥」と刻まれた金印を見つけ、それにあやかりその名を冠した寺を西の丸に建てたことに始まります。その後、徳川家康の江戸入府により駿河台に転地。しかし1657(明暦3)年の「明暦の大火」により、寺だけでなく、門前町に住んでいた人々も焼け出されてしまいました。
そこで彼らを見かねた浪士が、現在のこのエリアあたりを土着の農民の協力を得て一帯を開墾し、門前町の住民たちを移住させたのです。そして遠く離れてしまったものの、「吉祥寺」の名に変わらぬ畏敬を持っていた住民たちは、移住先の村に「吉祥寺」という名をつけたそうです。
「吉祥寺」という寺はありませんが、吉祥寺駅北側には寺社が集まる寺町があり、現在もお寺と吉祥寺は切っても切れない関係にあります。
大型店から個性的なショップまで、あらゆるシーンに対応できるショッピングスポット
個性的なお店が連なる商店街と、百貨店を始めとした大型ショッピングスポット、さらには都心のファッションストリートにも負けない高感度なショップが点在する吉祥寺。庶民的でお手ごろなものからラグジュアリーブランドまで、手に入らないものは無いといってもいいくらいの充実ぶりが、吉祥寺の魅力のひとつとなっています。駅周辺にはハイセンスな品揃えを誇る「東急百貨店」「丸井」「パルコ」「ロフト」などの大型複合店が点在しています。また駅に直結した利便性が魅力の「アトレ吉祥寺」はファッションから生鮮食料品まで、幅広いラインナップを取り揃えています。
各種専門店も充実しており、駅に直結した「ユザワヤ」は手芸用品から調理器具・文房具まで揃える特徴的な品揃えで人気を集めています。2007年にオープンした大型家電量販店「ヨドバシ吉祥寺」は、地下1階から地上8階までフロアが広がり、家電のみでなく衣料、手芸用品などまで幅広い商品が揃います。
商店街や路面店も充実しており、衣食住を賄うあらゆる店舗が軒を連ねる「サンロード商店街」「ダイヤ街」「ハーモニカ横丁」に、おしゃれなカフェや雑貨店が並ぶ「東急裏」などがあります。毎日の買い物から旬のアイテムまで、吉祥寺にはあらゆるシーンに対応できるショッピングスポットが揃っています。
『吉祥寺らしさを残す、お酒が楽しい「ハーモニカ横丁」』
吉祥寺に来たなら一度は行ってみたい、レトロ感あふれる「ハーモニカ横丁」。横丁という名にふさわしく、細い路地が入り組み、小さなお店がひしめいています。ちょっと中に入るのは勇気がいるかもしれませんが、一歩入れば独特な雰囲気に魅了されること間違いなしです。歴史を感じさせる居酒屋や焼鳥屋があると思えば、スペイン風バルやローストチキン専門店など、デートにも使えそうなお店があったりと、バラエティに富んだ店が軒を並べてる有様は、まさに“味の迷宮”といった感じです。
さらに飲食店だけでなく、ファッションアイテムを扱うショップや輸入雑貨のお店などもあり、探索すればするほどその奥深さに魅了されるはず。そして最大の魅力は、人と人との距離の近さが生み出す暖かさでしょう。店の人と、または見知らぬお客同士が並んで会話に花を咲かす光景は、ハーモニカ横丁ならではのものといえます。
ちなみに「ハーモニカ横丁」の名の由来は、小さな店が並ぶ様子を作家の亀井勝一郎氏がハーモニカの吹き口にたとえたところからついたということです。人と人のぬくもりが音色となって、その入口から聴こえてくるような、これまた絶妙なネーミングです。
中央線カルチャーの中心として、独自の文化が根付く吉祥寺
独特なカルチャーシーンが注目を集める「中央線カルチャー」と、井の頭線に沿うように広がる「渋谷系カルチャー」がクロスする吉祥寺には、この地独自の文化が根付いているようです。クセの強い印象もある中央線カルチャーが、現代的な要素を身につけてオシャレになったのが、吉祥寺文化の特徴といえるでしょう。吉祥寺には音楽を始め、映画・文学・アニメ・喫茶店・カフェなど様々な文化的要素が複合的に重なり合っています。特に音楽シーンでの注目度は日本有数のもので、80年代末期のバンドブームを支えたライブハウス「曼荼羅」など、老舗が今も残っており、夜な夜なライブが開催されています。またジャズ喫茶やロックバーなどで、気軽に音楽が楽しめるのもうれしいところです。
そんな文化的にグレードの高い環境のためか、この街は多くの文化人に愛され、現在も漫画家や小説家などが多く住む街として知られています。また杉並から小金井にかけて広がるアニメ産業集積地帯の一角にあたるためアニメーターも多く、その象徴「ジブリ美術館」はすぐ近くに。『ろくでなしBLUES』や『グーグーだって猫である』など、漫画を始めとした多くの作品にも登場し、吉祥寺の名前は全国的な知名度を獲得しています。




